2022 ゆず収穫 & ヨンロッパ 食堂ランチ
大阪樟蔭女子大学2022.11.12 - 11.14
2019年に始まった大阪樟蔭女子大学ライフプランニング学科・フードスタディコース学生の那賀町訪問。コロナ禍で数年開催できませんでしたが、2022年は3年ぶりに新メンバーで実現しました。
1日目_11/12(土)
今年は先生2名、実習助手2名、学生(1年生から3年生)7名が、先生の運転するマイクロバスで木沢に到着しました。午後着ということで、早速ヨンロッパ で着替えを済ませてすぐにゆず畑へ。先生1名を除いて、みんなゆず収穫初体験。ハサミの使い方など簡単なレクチャー後、約2時間があっという間に過ぎました。短時間ではありましたが、人手が多いというのはすごいですねー。裏年ということもありましたが、この畑のゆずがほぼ全部収穫できました。
収穫後、御一行はひとまず四季美谷温泉へ。
その間に、もうひとつのプログラム「郷土料理作り」準備が、宿泊場所である「イヅリハ ユニバース」では地元おばあちゃん2名により着々と進んでいました。そして温泉から戻った学生と一緒に、今日収穫したてのゆず果汁を酢飯に使った「かきまぜ」の仕上げをして、いただきます!食材はほぼおばあちゃんたちの畑からとれた農薬不使用栽培野菜です。
(夜ごはんのメニュー: かきまぜ(ちらし寿司)、ヤツガシラ煮物、ハヤトウリ炒め物、サツマイモ蒸しパン、そば米汁、手作りこんにゃくお刺身)
先生も学生も、その後は自由に交流したり、早寝をしたりと、1日目が終了。
2日目_11/13(日)
雨の2日目。メインイベントは、ヨンロッパ 食堂のランチ営業。シェフでもある調理実習担当の坂根先生が、木沢の食材を活かしたオシャレなイタリアンを提供してくれました。
まだ学生たちが寝ている早朝、助手の先生2名と仕込みを始め、11時にオープンしたヨンロッパ 食堂には、地元のの方々が訪れ学生たちも一緒に食堂のアイコニックなテーブルで楽しいひとときを過ごしました。
(ランチメニュー:さつまいものリゾット、鹿肉のピカタ ゆず風味・柚子胡椒の効いたスイートチリソースを添えて、ヤツガシラのマリネ バルサミコ風味、デザート:ゆず風味のシフォンケーキ・練乳風味のホイップクリームを添えて)
そしてヨンロッパ のワークショップ部屋では、前日にみんなで収穫したゆずを選別、拭く、搾る、という加工作業が同時進行。お手伝いのおかげで、夜にはゆず酢瓶詰めができあがりました。
大学御一行の夜ごはんは、四季美谷温泉で。食事の前に、那賀町木頭の未来コンビニ視察とお土産ショッピングにも行きました。
3日目_11/14(月)
あっという間に最終日。この日のスケジュールはゆっくり目で、朝ごはんを済ませた人から、宿泊場所の掃除をしてくれました。また、イヅリハ ユニバースの畑でさつまいも掘りも。収穫したサツマイモは、冬においしい干し芋になります。やっぱりみんなで作業すると楽しいし、早いですね。
サツマイモ収穫後、帰る準備をしてヨンロッパ へ移動。ゆずの発送作業や商品のラベル作りなどを手分けしてお手伝いしてもらいました。
最後は、3年前も学生たちとランチを食べた木沢の風車へおばあちゃんの作ってくれたオニギリ弁当を持って。3日間過ごした木沢のダウンタウンを見下ろしながら振り返りました。
今回からは宿泊場所も提供が可能になり、朝から夜まで盛りだくさんの3日間になりました。来年も続けて来てくださいね!
2019年の記事:「大阪樟蔭女子大学学科ニュース」にも、学生の那賀町での活動風景やその後のゆず活用についての記事が掲載されています。
農業ボランティアと柚子胡椒つくり!(徳島県那賀町農業体験1)