ヨンロッパ

2019 ゆずこしょう作り & 農作業体験

大阪樟蔭女子大学2019.10.25 - 10.27

1日目

早朝、和歌山港からフェリーに乗って、大阪樟蔭女子大学ライフプランニング学科の学生20名と濱田准教授ご家族が那賀町木沢へ初めてやってきました。参加者は、濱田先生がフードスタディーコースの学生に呼びかけて集まった有志の学生たち。那賀町役場に、移動の車や運転手はご協力いただきましたが、交通費や宿泊費、滞在中にかかる食費などは基本的にはすべて学生持ちで開催しました。

さて、2泊3日で放置ゆず畑でのゆず収穫をする予定で来てくれましたが… ゆずがまだ青い!ということで、急遽、プログラム内容を変更。午後から、まだ青さが残るゆずを少し収穫して、無農薬栽培をしている在来種唐辛子を使ったゆずこしょう作りが始まりました。



夜は温泉とジビエの夕食に、四季美谷温泉へ。

2日目

大学生との木沢2日目。タネについての映画『SEED』を鑑賞後、在来種のもち米の来年のタネ取り& 製品用の選別を学生に手伝ってもらいました。

ランチは、木沢にある風車前でピクニック。

そこから出羽(いづりは)集落の幾田さんの畑でヤツガシラ収穫をする組と、食事準備組に分かれてそれぞれ活動をしました。


収穫班はヤツガシラの他、無農薬無化学肥料栽培のトマト、椎茸、生姜、とうがらしの収穫体験も。

食事準備班は、幾田博子さんに料理を習いながら、畑の作物をふんだんに使ったごはん作り。日頃授業で調理実習などもやっている学生たちなので、みんな若いながらもお料理の手際の良さ、そして何より片付けの手早さが素晴らしかった!

地元のおじいちゃんが、ちょうどワナにかかった鹿肉を捌いているところに出くわし、さすがフードスタディーコース学生。怖さよりも好奇心・興味いっぱいでジビエを体験。

夕食は、地元のおばあちゃんと一緒に、みんなで作った、郷土料理かきまぜ、そば米汁、畑の小豆で作ったおはぎなど、材料もほぼ地元産の幸を、楽しく美味しくいただきました。自分たちで収穫した採りたて椎茸に、おじいちゃんが捌いた鹿肉のタタキも加わり、学生たちもご馳走に舌鼓。日頃、調理はしていても、収穫というプロセスから始めることはなかなかできない大阪の学生たちには、新しい体験となったことでしょう。


3日目

最終日。当初の目的だったゆず収穫を、午前中にもう少しすることに。なんとか黄色くなりつつあるゆず収穫をして、帰りに那賀町相生地区にあるあいおい晩茶の製茶場を見学。


徳島港へ向かう前に、ちょうど開催していた「なかまつり」に立寄り、那賀町観光大使・ゆったり感(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)のお2人にもご挨拶できました。そして学生たちは、晩茶やちこもちをお土産に買ってくれて、収穫したゆずを手に帰路へ。
徳島港でのお見送りでは、みんなの「帰るのいやや〜」「また手伝いに来たい〜」 「住みたい〜」という言葉を嬉しく聞きながら別れを惜しみました。


「大阪樟蔭女子大学学科ニュース」にも、学生の那賀町での活動風景やその後のゆず活用についての記事が掲載されています。

農業ボランティアと柚子胡椒つくり!(徳島県那賀町農業体験1)

「Farm to Our Table―農園から食卓へー」(徳島県那賀町農業体験2)

ユズ収穫!(徳島県那賀町農業体験3)

徳島で収穫した柚子の利用あれこれ

  • CAFETERIA

  • SHOP

  • EXPERIENCE