今回のイベントから、ヨンロッパ 食堂はしばらくの間、毎月第4日曜日にオープンすることにしました。そんな記念すべきイベントの主役は…. 無農薬無肥料栽培きさわ在来そばを殻ごと石臼挽きしてできた香り高いそば粉！ 昨年末に手打ちそばになったそば粉が、今度はガレット&スイーツに！

シェフに迎えるのは、約1年前に地域おこし協力隊として木頭へ来るまで、京都でガレット・そば菓子専門のSOBA Café 『さらざん』店主をしていた、そばのプロ・重さん。木沢いづりはで、私たちが種から育てたそばを美味しく変身させてくれました。

重シェフが一枚一枚丁寧に焼いたガレットは、地元のおじいちゃんおばあちゃん、木沢に久しぶりに来る町内の方、いつもイベントに来てくれる常連になりつつあるありがたい友達、木沢に初めてくる町外の方などなどに召し上がってもらいました。

11:00のオープン前に、地元の人たちがヨンロッパの大きなテーブルを埋めてから13:30頃までは、お待ちいただく時間も長く、遊びに来てくれたみなさんと話す時間もないほど、てんてこまい！ メニューに念のため… と載せておいた、ビールと梅酒の注文もあったりして、木沢のじいちゃんたちがガレットをあてに、ヘンプビールを飲む姿も。

当日は食堂の隣のヨンロッパ 商店で、木頭から手作り品を展示販売もありました。

重さん自家製の鹿ハムを使ったり、私たちの作ったゆずジャムが甘いガレットになったり、素材にもできるだけ原料からこだわるのが、ヨンロッパ食堂のテーマのひとつ。譲っていただいた種から育てたそば粉やそばの実が、シェフの手で美味しく調理されて、みなさんに美味しい体験をしてもらうその場所にいられるのは、貴重だなと改めて感じた1日でした。50枚ぐらいのガレットとシフォンケーキに変身した今シーズンのそば粉は、ほぼなくなりました。来シーズンもやっぱり在来種・無農薬無肥料栽培のそばは、作りたいなあ…