上映会 『シード ~生命の糧~』& 種採り教室 & 交換会
EVENT2019/10/16
記念すべき初回上映会作品に選んだのは、第 70 回エミー賞ノミネート作品(環境ドキュメンタリー部門) 、世界 47ヶ国で1000回以上の上映会、200万人以上が視聴した話題作『シード ~生命の糧~』(制作:Collective Eye Films 配給:ユナイテッドピープル 原題:SEED: The Untold Story)。
木沢には、当たり前のようにタネを毎年つなぎ在来種野菜を育てるおじいちゃんおばあちゃんがいます。でもそれって、とてつもなく大切な生命活動なんですよ!ということを、地元の人々にも知ってもらいたい。そして、みんなでこの「種」という小さくも、大きな存在について、考えるきっかけにしたい。
作品を観た後、種をつなぐ大ベテランに、種のとり方と保管のコツを伝授してもらう時間も設けました。参加者には手元にある種(F1種ではないもの限定)を持ってきてもらい、種の交換会も開催。
当日は、徳島各地や遠くは東京から参加者35名が集まりました。種子の多様性をテーマにした映画『シード』鑑賞後、出羽(いづりは)の方々からタネの採り方を教えてもらいました。「居酒屋つくし(美波町)」のシェフに依頼したフードは、在来作物(落花生、ヤツガシラなど)を使った「おにぎらず」。東京から那賀町のスダチや晩茶を使ったスイーツを持って販売に駆けつけてくれた「ハーモニカ」のパティシエ(モニカさん)も含め、みんな一緒になって、タネの大事さを学びつつ、新しい出会いや交流の場になった元保育園のお遊戯室。そこには以前のような活気がありました。
参加者は会終了後もしばらく話がつきませんでした。